肩のトレーニング サイドレイズについて。

皆さま、こんにちは。大阪市中央区本町にある堺筋本町駅17番出口より10秒で通える、パーソナルトレーニングジム ライトニングボディ トレーナーの雷蔵です。

今日は雨風ともに、凄いですね。堺筋本町はビル風もあり、台風のようです。そとを歩かれる際は気をつけていただくよう、お願い致します

さて、今日もトレーナーらしきことを。
肩のトレーニングにおいて、レイズ系のトレーニングをされてない方はいないでしょう。画像は代表的なサイドレイズの画像です。解剖学的に言うと肩甲骨の外転動作になります。外転動作は上腕骨と肩甲骨の外転により成り立っています。割合は上腕骨2に対して肩甲骨が1になります。つまり上腕骨が60度外転している時に肩甲骨は30度外転していることになり、合わせて90度の外転となります。これを肩甲上腕リズムといいます。インスタ等の画像を観ていると、動作が正しく行われていない方を多く見かけます。ただ、そういうトレーニーに限って、大きな三角筋をしています。これはどういうことでしょう。端的にいうと、インナーの筋が機能的な動きをせず、三角筋で外転動作を行なっているということになります。私的な考えですが、究極に三角筋を発達させたければ、肩甲骨は外転させず、上腕骨を三角筋だけで外転させれば
確実に肥大するでしょう。ただ、それは機能的ではない。実際には外転動作は三角筋だけではなく、棘上筋
、棘下筋、大円、小円筋、前鋸筋、肩甲下筋、僧帽筋等、多くの筋の共同作業により成り立っています。特に三角筋の骨頭への強力な上方牽引を抑えているのが、肩甲下筋、棘下筋になります。大胸筋がかなり強いトレーニーは上腕骨頭が前方に突出し内旋してしまいます。これは前述の筋の弱化を意味し、ベンチプレス等を行なった時の痛みの基となるものです。サイドレイズ時にもインピンジメントの原因になる為、これらの強化は長くトレーニングを行う為には欠かせないものです。また、肩甲骨の外転動作時に大切な動きを行うのが、前鋸筋になります。前鋸筋は肩甲骨を外転させ、上方回旋のサポートを行います。この筋が働かないと、上方回旋が上手く働かず、肩鎖関節にストレスが加わることになり、これも痛みの原因となります。
長々と書きましたが、機能的に怪我のリスクを少なくするのであれば、前方30度方向に肩甲骨を前鋸筋を使って外転、下制を意識して行うことが大切になります。あ、それと、小指をあげるとかは、やってはダメですよー。

大阪市中央区本町にある堺筋本町駅17番出口より10秒で通える、パーソナルトレーニングジム ライトニングボディでは、ただ今、30分無料カウンセリングを実施しております。お申込みはmailにて承っております。皆さまのお申し込みをお待ちしております。

 

 

 

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